[更新日]: 2017年02月10日
観察会【富士山麓のテンナンショウ属の植物観察会実施計画】
☆ 実 施 日:【 5月21日(日)】
☆ 集 合 時 間:午前9時(午後3時解散予定)
☆ 参 加 費 用:会員3,500(傷害保険費・移動交通費・その他)
☆ 集 合 場 所:自然学校売店駐車場(なるさわ道の駅から本栖湖方面に300m富士山側の駐車場)
☆【 富士山周辺で見られるテンナンショウ属の植物】
オドリコテンナンショウ・イズテンナンショウ・ヤマグチテンナンショウ・ヤマザトテンナンショウ・ミミガタテンナンショウ・シコクヒロハテンナンショウ・ミミガタテンナンショウ・スルガテンナンショウ・ヤマトテンナンショウ・ミツバテンナンショウSP その他
【画像】オドリコテンナンショウ、サトイモ科(Arisaema aprile)
静岡県伊豆半島で確認され、オドリコテンナンショウの名が与えられた。
サトイモ科の伊豆地方固有の植物とされているが、富士山麓の3合目で2014年に富士山で発見したもので、ブナ帯の樹林下に生える希少な植物である。草丈はサトイモ科の中では低く、15〜30cm前後で、葉は2個。小葉は5枚で葉縁に距歯があり、葉よりも花が早く展開し、葉は後から開く。写真のように紫褐色の縦縞が目立つ。テンナンショウ属の集団は、無性株から雄株へ、雄株から雌株へ、また両性株へと成長に伴って性変化する。通常は葉は1〜2個で、それぞれの葉には、小葉がつき、種や生育状況によって小葉の枚数が異なる。