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富士山周辺に生育するラン科植物:その5

[更新日]: 2015年03月04日

富士山周辺に生育するラン科植物:その5

日本に生育するラン科のアツモリソウ属の植物は葉の枚数と根茎の成長形式によって、およそ2つのグループに分かれている。
①3枚以上の葉を付け、塊状の根茎を持ち明るい環境の草原や林縁に生育する種、(アツモリソウ・レブンアツモリソウ・ホテイアツモリソウ他)
②2枚の対生する葉を持ち、地下茎は長く横走し、節ごとに花茎を付けて繁殖する。樹林や林縁の日陰を好んで生育する種(クマガイソウ・キバナノアツモリソウ・コアツモリソウ他)
⓵は明るい環境に点在して分布し1根茎から数個体の花茎をだす。
②は2枚の葉を持つ個体が地下茎に連続して数個体付くことで光合成を効率化し地下茎で繁殖するため、群落を作る。
「画像」
アツモリソウ(ラン科)Cypripedium macranthum var.speciosum
地下に塊根を持ち成長すると数個の花茎を伸ばして点在して明るい環境を好むアツモリソウ。


オオバノトンボソウ(ラン科)Platanthera minor 山地帯の陽樹林の林床や尾根に生育する、花は全体の淡緑色、唇弁と距は反曲し白色。

オオバノトンボソウ(ラン科)Platanthera minor 山地帯の陽樹林の林床や尾根に生育する、花は全体の淡緑色、唇弁と距は反曲し白色。

シュンラン(ラン科)Cymbidium goeringii シュンランの多くは全草が緑色だが淡黄色の個体が見られる生育地がある。

シュンラン(ラン科)Cymbidium goeringii シュンランの多くは全草が緑色だが淡黄色の個体が見られる生育地がある。

ミスズラン(ラン科、ミスズラン属)Androcorys japonensis 富士山の亜高山帯、お中道に生育地が数ヶ所確認されている花茎3〜5cmで1枚の広卵形の葉を持ち見つけるのは至難、絶滅危惧1A類、生育地は極く限られている。

ミスズラン(ラン科、ミスズラン属)Androcorys japonensis 富士山の亜高山帯、お中道に生育地が数ヶ所確認されている花茎3〜5cmで1枚の広卵形の葉を持ち見つけるのは至難、絶滅危惧1A類、生育地は極く限られている。

ヤマトキソウ(ラン科)Pogonia  minor 亜高山帯下部の草地に生育し花は全開しない。花の季節以外はなかなか見つからない。三つ峠で確認した個体

ヤマトキソウ(ラン科)Pogonia minor 亜高山帯下部の草地に生育し花は全開しない。花の季節以外はなかなか見つからない。三つ峠で確認した個体

ヒロハノトンボソウ(ラン科)Tulotis  fuscescens

ヒロハノトンボソウ(ラン科)Tulotis fuscescens

ギンラン(ラン科)Cephalanthera  erecta 

ギンラン(ラン科)Cephalanthera erecta 

ウチョウラン(ラン科)

ウチョウラン(ラン科)

アオフタバラン(ラン科)Listera  makinoana

アオフタバラン(ラン科)Listera makinoana

ミヤマフタバラン&ヒメフタバラン(ラン科)listera  nipponica&Listera  japonica

ミヤマフタバラン&ヒメフタバラン(ラン科)listera nipponica&Listera japonica

コフタバラン(ラン科)Listera   cordata  var. japonica

コフタバラン(ラン科)Listera cordata var. japonica



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